業務内容

血液浄化業務(血液浄化療法部)

慢性腎臓病患者様でご入院中の患者様を中心に、個人用血液透析装置15台(内、血液透析濾過対応6台)を用い、血液透析導入をはじめ、検査や手術(腎移植を含む)、CAPD併用療法の治療にあたっています。また各種血漿交換療法(PE、SePE、PA、DFP)やCAP療法、LDL吸着療法、ASCTも必要に応じ治療対応しています。

集中治療業務
(ICU、CCU、高度救命救急センター、NICU、PICU)

集中治療チームの一員として重症度の高い患者様の治療に関わり、生命維持管理装置など様々な医療機器の管理や、専門知識を生かした臨床支援を行います。休日勤務や夜間当直体制をとっており、365日24時間の迅速な対応を可能にしています。

呼吸療法業務

当院では人工呼吸療法や酸素療法、一酸化窒素療法、低酸素療法など多くの呼吸療法が行われています。臨床工学技士は、各種呼吸療法の安全管理を目的とした臨床支援業務を行っています。機器の保守管理に加え、毎日の病棟ラウンドや人工呼吸器管理中のサポートを行っています。

急性血液浄化業務

集中治療室では主に、新生児から成人まで幅広い患者様に対して、CRRTを行っています。CRRTでは、膜やモードの選択、各設定値などの提案を行っています。そのほか各種血液浄化療法(PE、DFPP、エンドトキシン吸着、LDL吸着等)についても導入から離脱までの稼働中管理、機器の保守管理を行っています。

補助循環業務

心不全や呼吸不全の患者様に対して補助循環装置(V-A ECMO、V-V ECMO、IABP、Impella)の操作や管理を行っています。補助循環装置は、急変した患者様に導入することが多く、救急外来やカテーテル室、手術室、集中治療室など様々な場所で業務を行っています。
日本呼吸療法医学会は、急性呼吸不全に対するRespiratory ECMOによる治療成績を向上させることを目的としたECMOプロジェクトを開始しました。当院もプロジェクトに参加しており、近隣の医療施設と連携を行い、適応となる患者様には必要に応じて当院から医師、看護師、臨床工学技士のチームを派遣しECMO導入を行い転院搬送しています。

手術室業務

人工心肺業務

心臓や肺の手術を行う際に人工心肺装置の操作や管理を行なっています。当院では小さい子供の症例も数多くあり、術前から術後までの患者様の状態を把握して、周術期管理の一部として業務に携わっています。

手術支援業務

視鏡関連手術への立会い、術中ナビゲーション業務、術中自己血回収装置の操作、医療用レーザーの操作立会いなどの支援業務を行っています。当院では、ダヴィンチSi、Xiを用いたロボット手術を多く手掛け、手術時における操作立会いを行います。

手術機器保守管理業務

麻酔器、電気メス、内視鏡装置、除細動装置などの医療機器で定期的な点検を実施し、患者様に安全で安心な医療を提供しています。また、手術時の機器トラブルに関しても迅速に対応できるよう手術室に常駐できる体制をとっています。

心臓カテーテル業務

カテーテル治療業務

カテーテル治療業務ではPCI中のIVUS・OCT・血管内視鏡等の操作を行いプラークの性状や長さ、血管径などを計測・評価します。緊急時にはIABP(大動脈バルーンパンピング)やPCPS(経皮的心肺補助装置)のセットアップ・導入も行います。

不整脈治療業務

CIEDs(心臓植込み型電気的デバイス)の新規植込みや電池交換手術において、医師の指示のもとプログラミングを行います。また定期外来や遠隔モニタリングでのデバイスチェックや、MRI撮像時などの立ち合いも行っています。
アブレーション治療では、3Dマッピングシステムを用いて不整脈起源の解析を行い、安全に治療が行われるよう支援を行っています。

医療機器安全管理業務

当部門におけるME機器の管理状況は、患者1回使用を大原則として、各部署共通して使用可能な機器を1ヶ所集中管理方式と各部署に配置している機器をその部署へ出向いて管理する方式の2系統で行っています。保守作業の他に、医療機器の安全性情報の配信、不具合に対する調査、職員に対する教育なども行っています。

その他の業務

高気圧酸素療法

個人用の第1種装置を有しており、一酸化炭素中毒、減圧症、重症軟部組織感染症などの救急患者に対して治療を行います。臨床工学技士は、装置の管理、治療中の操作など全般的に関わっています。

放射線科治療業務

放射線治療の中でもラジオ波焼灼療法(RFA)、凍結療法 、マイクロ波治療を中心に治療前の機器の配置やセッティング、治療プロトコルに沿った機器の操作を行っています。凍結療法では治療で使用するガスボンベやガス配管の保守管理も行っています。

輸血部支援業務

輸血部支援業務では、臨床工学技士が遠心型血液成分分離装置(Spectra Optia)を用いて、末梢血幹細胞採取、骨髄濃縮、顆粒球採取、リンパ球採取の始業点検や回路組立、プライミング、治療開始補助、採取中の機器操作、回収補助を行っています。

ニューロモデレーション支援業務

脊椎刺激療法(SCS)は、神経ブロックや薬品では緩和できない慢性疼痛などに対し、脊椎に電極を挿入し、脊椎を通っている神経に直接刺激を与え、痛みを緩和させる治療です。臨床工学技士は、その刺激の位置、強さ等の調整を行っています。

災害医療(DMAT)

大地震のような広域災害から列車事故などの局地災害、テロなど多数傷病者が発生する事案で「避けられた災害死」を減らすために医療を展開します。
当院では臨床工学技士も災害時派遣医療チーム(DMAT)、院内防災などの災害医療に携わり、院内外の災害時に備えて訓練を実施しています。

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